大きな挑戦

映画【 Adam 】 - 邦題「恋する宇宙」-

を両親と観ていました。


私の言葉だけでは足りなくて 
言葉では伝わらない部分を
どうにか伝えてみたくて
今日 この「恋する宇宙」に
私の想いを目一杯込めて 
昔ずっと居間だった部屋で
父と母と三人で観ました。

興味の無いものには
全く目を向け(たとしても一切耳に入ら)なかった父が
最後までじっと見続けてくれました。
嬉しかったです。
本当にありがとう。

母も最後まで見守っていてくれました。
本当に毎日優しくてあたたかいです。
ありがとう。

この何気ない冬の土曜日の午後が
何十年後、とってもあたたかい想い出になるのだとおもいます。

私は来週、この家を出ます。
と言っても電車一本の大阪市内。
ひとり暮らしではないので
そんな大袈裟なことではないかもしれないけれど
初対面の人たちと一緒に暮らすことになります。
私にとってはとても大きな挑戦です。

一人暮らしは二度、ついでに同棲をしていたこともありました。
けれどもここ何年間かはずっと実家で療養させてもらっていたので
本当に久しぶりに社会に出ることになります。

正直、不安です。
そんなもんじゃないくらいこわいです。

その反面ワクワクドキドキだって大きいです。

はじめは行ったり来たり往復で良いんじゃないかなぁ
あまり無理をしすぎると、またバタンって倒れてしまう。
これ以上、父の言動や行動にビクビクして暮らしたくはない。
私も同じ人間だし、一度っきりの人生を笑い飛ばして過ごしたい。

私は沢山の景色を見てゆきたい。
沢山の人たちに混じりたい。
人間の良い部分も悪い部分ももっと知ってみたい。
沢山迷惑をかけてしまうとおもう。
落ち込む日だってあるとおもう。
消えたいって思う日もまたくるかもしれない。
けどそんなヤツに負けたくはない。
すこしずつでもいいから強くなりたい。
誰かに、ではなく自分に勝ちたい。

それと、
父と母にすこしでも
それぞれの時間を楽しんで欲しいって願ってる。
これが一番望んでいることです。

愛犬ウィッシュ、ペッシー、メリー。
この子たちの魂は本当に綺麗です。
綺麗すぎて居心地がよすぎた...。
一分一秒でも多く一緒に居たい。
でも、わたしは人間で。
いやでも人として生きてゆかなければならない。

人間には優しいひともいるってことを耳にします。
「ぬくもり」
ナマのひとのぬくもりを知りたい。
ただ、それだけ。
それだけかもしれないです。

父も母もいつかは私を残して旅立つ日が訪れます。
その時、私さえしっかりやれていれば...という想いの中
この挑戦に立ち向かう決意をしました。

私がいまやるべきことは
たくさんの人たちと交わり話す時間を持つことだと思います。

ひとつのことに集中する時間。
なにもかも考えないでいれる空間。
この家族それぞれが
そういう時間が必要なのだとみんなの意見が一致しました。

父はこの家の大黒柱です。
「出て行くのはあんたやんね」の母の後押しが
やさしくってあたたかくってとても力強かった。




ワクワクドキドキすること大好きなので!
楽しいこと。
これからどんどん挑戦してゆきます!


ちょっと休憩する場所。
そんな感じで捉えてみます!