2014-08-19 緑色した稲に教わりたいこと 詩 8月19日。はれ。 自分のことを どこまで他人にさらせばいいのか 線引きがむずかしい 流れる雲や まわり続ける惑星 まだ緑色をした稲たちに 教わりたい 教わりたい ひとつの稲は何も言わず ただそこに存在していて まわりの稲との協調性をはかり 上手に距離感を保っている 実るほど頭を垂れてみたいけれど わたしはそれを上手くできない この稲に人との距離のはかりかたを 教わりたい 教わりたい 今この空を見て 昨日見た稲たちを想い出した