細い糸の上にある共感
三日前から奈良に一人旅に来ています。
昨日、春日大社や奈良公園で肌で感じた事を少し書いていこうと思います。
空が青かったり、雨のあとの樹木の瑞々しい緑色は、言葉で他者に伝えるものではないのだろうなぁと感じていました。
「わたし」は「あなた」とは全く違う生き物なのだから、必ずしも【共感】し合わなくても良いのです。
「あなた」の中に「わたし」が居た場合に起こる【共感】は、「わたし」の中に「あなた」が居る時にしか起こらない奇蹟的な現象だと思っています。
普段相手の機嫌を損ねまいと激しく相槌を打っているのは決して【共感】ではありませんよね。
ただ感じるということ。 「わたし」が、今見ているこの色や 空気感を「わたし」の全身で感じるということ。 これが一番大切なことなのだと思います。
【共感】の同じ細い糸の上に「わたし」と「あなた」が乗った時。 その時に初めて【共感】が生まれてくるのだと思いました。
via PressSync