支え合う関係・心地良い距離感

先日出版された彼の本を読んだ。

彼は「死の観念」の中でこの半生を生きてきたと言う。

あれから、私はどうだろうと考えている。 どちらかと言えば生の観念の中で只管死んでいたのだろうと思った。

以前何処かで私が 「生きながらにして生きたい」 と発言した覚えがあるが、振り返って考えてみると そんな言葉は実に薄っぺらい戯言であったと感じる。

彼の「生きながらにして死にたい」の 厚み・重みに敬服する。

彼の本を読み返す。何度も、何度も。 彼は「繰り返し読むような本じゃないよ」 と私に言った。

「ささやかに支え合う関係」
が 今、とても心地良い。

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