空からの贈りもの

だんだんと明るくなってきているな、って
思いながら空を見上げています。

一日の時間さえも
どんどん長くなってゆく様な錯覚。

群青から猩猩緋、江戸紫、
呂の真っ暗闇になっても
地球の裏側のひとたちは
透き通る勿忘草を見ているのかな?

この土地では
胡粉をベースに
また群青を少ししずつ混ぜてゆく。

色彩の移動。
まるでスライドショー。


今日が始まるね。