桜の季節

地位や名誉には
全く興味がありません。
みんなおなじニンゲン。
ニンジンでもニンジャでも
ジンジャーでもOKなのです。


名称は人間に依って付けられただけです。
偶々、です。

いま眼に映っているその現象よりも、
眼には映らない現象の全体を把握し
心に映しだせることができるかどうか、
を大切にしています。

誰にでも当てはまることですが、
今日までの苦く辛い経験の中で
大切なことを学んでこれたのは
とても有り難い体験をさせて頂いた、
と感じています。


どんな事があっても
その傷を武器にし磨いてゆく。

自分だけが備わることを許された
貴重なモノを
一つで良いから
大事に大事に育ててゆける人。
その瞳は透き通っていて美しい。

原型をとどめる程の
傷ついたその心から
痛みとともに流れ落ちる
涙のその原因もまた、
あなただけが持つ武器という
「素晴らしい宝」
になると思います。



あなたが眺める今日は
どんな空でしょうか。
曇っていますか。
雨で太陽が見えないままでしょうか。

どうか
哀しまないでください。

恵みの雨。
雨は裏切ることなどしませんから
安心してお過ごしくださいね。



桜の花びらに触れる哀しみも
雨のチカラで輝いてゆくのだと
私は信じています。