世界の盆栽愛好家たちが集える【場】をWeb上でつくりたい!

夢と現実のはざまで聞こえる、植木ばさみの音。 目覚めると、父が庭の植木の手入れをしている。 今日は仕事がお休みの日だ。

それは、私がまだ4歳のころ。

物心がついたとき、すでに、私の小さな世界には盆栽がありました。

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ここ何ヶ月で一気にハマってしまった盆栽に対して、私はすこし申し訳ない気持ちでいます。 なぜなら、この素晴らしい生きもの(または芸術)がこんなに身近に存在してくれていたのに、何十年と気付かずに過ごしてきたから。 今更だけれど、これからどんな風に接してゆけば良いのか、ときどき戸惑ってしまうのです。

 

いま、世界でみる「盆栽」の位置を、私たち日本人は、もっと掘り下げて知るべきである

確かに、いま、世界で盆栽が盛り上がっています。

これは、私が「MATCHA」で書かせていただいた記事です。 複雑だけどシンプルな生きもの。緑の芸術「盆栽」の魅力とは | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン

そして、次のリンク先にあるページを見てみましょう。

輸出額が13倍に激増!日本の伝統美で海外と勝負する『盆栽士』に注目

これは盆栽士という資格を紹介する記事ですが、2013年に書かれたもので、今から約1年半前の記事です。

その中に、このようなことが書かれてあります。

"農林水産省の発表によれば、国内における盆栽の流通はここ10年の間で半減する程、落ち込んでいると言われています。 その一方で、海外における盆栽の人気は右肩上がりを続け、輸出額を見ると、2001年には6億4千万円だった市場が、2006年には23億円。2011年には1ドル75円の超円高で輸出業全体が落ち込む中、過去最高となる67億円に到達。 さらに翌2012年には81億円と急成長を続けています。"

"日本の文化を海外に売り込むクールジャパンと言えば、アニメやゲーム、コスプレ、ファッションばかりが注目されています。 しかし、その一方では浮世絵を始めとした、日本庭園や着物といった日本の伝統的な芸術を求める声も、決してアニメに負けてはいません。"

このように、海外での盆栽の評価は、私たち日本人の想像以上に評価されているということがわかります。

 

世界の盆栽愛好家たちが集える【場】をWeb上でつくりたい!

残念ながら、現在、世界の盆栽愛好家たちが「リアルタイム」で、他の愛好家が育てている盆栽を見ることが出来る場は、今、私の知る限りでは「Instagram」しかありません。

その Instagram の場での、「#BONSAI」と「#盆栽」の差異は、とてつもなく大きいものだと、見るたびに痛感させられています。

そして、私は思うのです。 「もったいないなぁ」「何かできることはないだろうか」 「世界の盆栽愛好家たちが集える【場】をWeb上でつくりたい!」 と。

 

わたしの盆栽たち

最後に。

今、私が育てている盆栽は10鉢あります。 まだ写真に収めていない鉢もありますが、最後にここで私の愛する盆栽をお披露目して、今日のブログを終わりにしたいと思います。

読んでくださりありがとうございました。

ひとりでも多くの人が、盆栽を始められるキッカケとなれば嬉しいです。

それでは、また!

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